ベッテルに母国ドイツから名誉
「DMV」(ドイツ・モータースポーツ・アソシエーション)は、2008年の『モータースポーツマン・オブ・ザ・イヤー』受賞者に『スクーデリア・トロ・ロッソ』の新鋭セバスチャン・ベッテル(21歳:ドイツ)を選出したことを明らかにした
イタリアGPでの最年少ポールポジション、そして最年少での初優勝、まだシーズンは終わっていないがその栄誉を受けるべきだといえるだろう。
ドイツでのF1人気はミハエル・シューマッハの引退以降下降線を辿っている。BMWやメルセデス等のメーカーに加え、ハイドフェルドやロズベルグ等の母国ドライバーが活躍してはいるが、チャンピオン争いを予感させるような状況ではない。そこに、突然現れたベッテルが最年少でのポールポジションと優勝を遂げたのだ、人気が沸騰するのは当然のことだと言えるだろう。
このことはレッドブルにとっては大きなプレッシャーになるに違いない。ドイツでのF1人気が再燃すれば、自ずとチャンピオンへの期待が膨らむ。マクラーレンメルセデスやフェラーリ等のトップチームをさしおいて、マシンでは劣るトロロッソで優勝したくらいのドライバーだ。チャンピオン争いができない状況が続けば、批判はチームへと向かうだろう。
来年いきなりチャンピオン争いをレッドブルができるとは思えない。しかし、来年少なくとも1勝くらいはできなければ、この若き天才ドライバーをつなぎ止めておくことは難しくなるだろう。
