F1 第11戦ドイツGP 決勝
F1ドイツGPが終了しました。今回はある意味後味の悪いGPだったような気がしますね。何と言ってもフェラーリの内緒の「チームオーダー」スタート時にフロントローの2台が競り合っているうちにフェラーリのF.マッサが抜け出し、ピットイン後もトップを走り、久々マッサ復活かと思っていたが、後半になってから、急にマッサのスピードが衰え、F.アロンソがマッサの代わりにトップに立っていた。その後も大きく差をつけないでそのままフィニッシュ。見た目は今年初のフェラーリ1・2で締めくくれたものの、マッサの表情が今回のチームに対する失望感を十分なくらい表彰台やインタビュー時の表情に出ていました。あれじゃぁ、かつてM.シューマッハのチームメイトだった同郷のR.バリチェロの時と同じことを未だにやっているフェラーリ。体質的に何ら変わっていない気がしましたね。アロンソとマッサでそんなに差がつく体制なのか疑問を感じてしまいます。マッサ自身もアロンソのNo.2とは思っていないでしょうから、現時点では、対等に戦える体制だと信じて今回のレースも当然ながら望んでいたことでしょうからね。
併せて、今回のレースでそこまでしてアロンソに優勝させてもフェラーリはチャンピオン争いに絡んでくるのか。可能性は「0」ではないにしろ、現状ではちょっと厳しいかと判断できますね。なかなか壊れないマクラーレンのマシン2台。今回も表彰台は難しい状況でも、しっかりと、4位、5位と付けてポイントを取りに来ていましたね。レッドブルもマクラーレンよりは安定性が低いかもしれませんが、フェラーリよりかはトータルの仕上がりはいい状況でしょうね。ちょっと調子が上がってきたのが遅い気がしますね。
そう考えると、1位と2位とのポイント差は7点つくけれども、そこまでして、アロンソに1位をチームとしてとらせたかったのか?本当にアロンソのペースがマッサよりも速かったなら、無線で指示しなくても、実力で追い抜けるはずだと思いますね。以前、ルノー時代もJ.フィジケラがアロンソの前を走っていて、同様な光景を見たことがありました。「僕が速いから前に行かせるよう指示してほしい」これが本当のレースを戦っているドライバーなのか。ここ最近のモータースポーツでこういう光景が多くなっている実情、ファンとしては悲しいですね。自分が速いのなら、そんなことしなくても速いのだからねじ伏せたらいいんですよ。いつの間にか軟弱になっているドライバーたちに考えてほしいことですね。
そういう変なチームオーダーがが多くなってきているから、罰金とかFIAへの聴取とか出てきたりして、結局レース結果のはく奪などそのレース自体を失う結果をもたらすことも多々見受けられています。今回のレースは久々マッサが復活できる大きなターニングポイントでもありながら、何だかレースは残念な感じで終わったことに終始しましたね。いつになったら、こんな茶番なことがなくなって真のレースを目の当たりにすることができるのか。今後のフェラーリチームがそういった考え方を真摯に改める改革をしてもらいたいですね。折角のいいドライバーを抱え込んでいるのだから。その才能を潰すようなことはしないようにしてほしいですね。
ということで、ほとんどがフェラーリのことばっかりでしたが、3位には地元レッドブルのS.ヴェッテル。マッサに1秒弱まで詰め寄ったのですが、スタートのアロンソの幅寄せで結局自身が煽りを食らったのがこの結果を招いたのかもしれませんね。折角の地元凱旋レースでしたが、彼自身もスタートの攻防は大いなる反省材料だったかもしれませんね。
次戦のハンガリーGPは低速テクニカルサーキットのため、いつもの速いマシンが来るとは限らないGP。特に中堅どころのチームに期待しながら、今週末のレースを楽しみにしたいですね。
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