ヨーロッパGP決勝は、終始マクラーレンの2台がそのままレースを掌握して今季初の1・2かなぁと思いレーススタートを見ましたが、結局、ブロウンGPのバリチェロが今季初、自身5年ぶりの優勝で幕を下ろしました。もうそんなに優勝してなかったのだなぁとkんじてしまいましたが、それよりも、注目したいのが、今回のマクラーレンのマシン。今年の序盤戦からすると前戦のGPよりかなり戦闘力を携えてきた感のするマシンに成長してきたように思えます。KERSのハンディ(?)もある程度克服しつつあるように思えますが、まだまだ絶対的優位にはならないところがもう1歩だと感じてしまいます。今回はKERSの重量のハンディを克服するために、軽いマシンで逃げる作戦を考えていたのかもしれませんが、それも、2回目のピットで、ピットミス(準備がされていないミス)で優勝できるチャンスを逃してしまったように思えます。あのミスがなかったら、おそらく、今季初優勝だったかもしれませんね。そのチャンスも、今回優勝したバリチェロの粘りの走りと、戦略がうまく機能していたこともあり、マクラーレンチームにミスを生んだのでしょうね。
もう1つ、対照的にKERSを搭載ているもう1チームフェラーリでは、マッサの負傷欠場の代役に10年ぶりのレースドライブとなるL.バドエルが出走しました。レースを通して見ていましたが、あまりにも今回の働きはフェラーリにとっても、ちょっと辛いレースになってしまいましたね。確かに、今年のフェラーリのマシンはマッサ、ライコネンを要しても、全然いい結果が出ないマシンで、そのような状況の中、今までマシンの開発ドライバーもしていたバドエルを参戦させてきましたが、個人的には、38歳のバドエル、しかもレースから10年も離れているドライバーを本戦の準備もままならずしてなぜ出したのか?まだ、速さのある若いドライバーを起用するような方法もとれなかったか?もう1人のリザーブドライバーのM.ジェネの方がよかったのかも?といろいろと考えてしまいますが、ひょっとしたら、M.シューマッハも体調が万全でない状況でレースに出ても、フェラーリチームにとって貢献できる走りができずに「遅いシューマッハ」を観客やファンが望んでいないことも周知で出なかったのかもしれませんね。それなら、もっとドライバー選択をアグレッシブに行ってもいいのかもしれなかったような気がします。以前、シューマッハが負傷欠場の際に当時、リザーブドライバーもいたにもかかわらず、M.サロを数戦ドライブさせ、いい結果をもたらした経緯がありました。そんなことも現時点では、マッサに見合ったドライバーは少ないかもしれませんが、少なくとも、F1をドライブしてレースを面白くしてくれるドライバーを乗せてほしかったですね。今回のように、マシントラブルがなく、レースでテールエンドを走らせるドライバーをわざわざ走らせる必要なないのかもしれません。初めて参戦するならまだしも、昔レースでF1をドライブしていたわけだから、次戦もドライブする予定でしょうから、2回同じことは避けてほしいですね。
次戦は、スパ・フランコルシャン。ドライバーの腕が試されるサーキット、復活しつつあるマクラーレン勢とブロウンGP、ここのところ、調子が悪いレッドブルがチャンピオン争いにどのように影響してくるのか、ここのところコツコツと速さを見せているウィリアムズも気になります。楽しみですね。
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