2008/5/12 月曜日

M’s Eye ~レースよりも気になること~ 【2008 FORMULA 1 PETROL OFISI TURKISH GRAND PRIX】

Filed under: M's Eye — admin @ 17:22:16

 トルコGPは、やっぱり得意としているマッサの優勝で幕を下ろしましたが、やっぱりフェラーリ、マクラーレンは少しずつではありますが、拮抗しつつあるように感じます。それよりも今回はレースを飛ばすぐらいの大きな出来事がありましたね。そうスーパーアグリF1(以下SAF1)の撤退ですね。資金難ということは開幕戦ぐらいから徐々にではありましたが伝えられており、今年のF1も無事に全戦参戦できるかどうか心配なところもありました。何とかスペイン GPまでは参戦してきましたが、トルコGPに入る前に突然の撤退。やはり、資金繰りの困難さは日本でモータースポーツを行う比ではないぐらいの資金が必要となるので、ホンダも、SAF1のメインスポンサーであったはずのマグマグループも手詰まりの状況になってしまったのが今回の状況をうんでしまったことと思われます。

 なぜ、これだけ、F1というカテゴリーにはお金がかかるのか?FIAもF1をもっとコストダウンをして運営すべきと話を切り出し、そのような方法を提案しているものの、年々と費用はかさんでいるのが現状。これも、メーカー台頭のF1の組織図の中、ウィリアムズやレッドブル、フォースインディアなどのいわゆるプライベーターのチームですら、F1サーカスの中でチーム運営していくのも「資金」があってのこと。資金力のあるチームがそれなりの運営が出来、それなりの結果を出している。また、チームにおけるモータースポーツに対する理解をしてくれるスポンサーに支えられていること。今回のSAF1の件も、多くのファンには支えられているものの、肝心のスポンサーには恵まれていなかったこと。特に日本
初のF1チームの誕生なのに、日本の企業の援助が乏しかったこと。まだ、日本におけるモータースポーツへの理解が、世界に比べてみても足元にも及ばないのが、はっきりとこのことでもわかってしまう。やっぱり日本の企業としては、F1というところでの、企業アピールはメリットがないことだろうか?80年代後半から、90年代前半にかけては、日本企業も多くのメインスポンサーを出して、F1というカテゴリーに多くの支援を行ってきた。ちょうどバブルの頃だ。バブルがはじけるとともに、タバコスポンサーは残るものの、以後タバコ広告が禁止になってしまうと撤退、それ以外の日本企業のスポンサーも、次々と撤退していく。やはり、景気動向で、各スポンサーは、支援することでの世界的なメリットがあるのかどうかの費用対効果など、昨今ではよりシビアに見ることで、二の足を踏んでいるところも多いのかもしれない。日本の企業も、世界的展開をしている企業が多い中、もっと、最先端のテクノロジーを投じているF1というカテゴリーにもうちょっとうまく乗じることが出来る環境づくりが必要になってきているのかもしれない。それがもっと早くに行われていたら、SAF1が撤退することも少しは緩
和されていたかもしれない。この点は、確かに資金が多くかかるモータースポーツがにとっては、永遠の課題かもしれない。もっと身近に、もっと支援しやすい環境作りを早く構築して欲しいそれが、今回特にレースより気なることでしたね。

 それにしても、琢磨の今後が気になりますが、F1での復帰を期待しながら、気長に待ちましょう。いい便りがくるのを。

 次回のモナコGPは、マシンの性能より、ドライバーの技量が試されるサーキット。誰が勝ってもおかしくないかもしれませんが、果たして誰がこの栄冠をつかむのでしょうね。楽しみです。

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