2008/3/25 火曜日

M’s Eye ~タイヤとブレーキと電子制御無しのマッチング~ 【2008 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIAN GRAND PRIX】

Filed under: M's Eye — admin @ 10:34:52

 今回のマレーシアGPは、開幕戦とは違って、フェラーリ、マクラーレンの2強の強さの中に、BMWのクピサが健闘していましたね。今年はBMWテストでは、大丈夫なのかと心配する部分が多く見られていましたが、ある意味、いい裏切りがなされていて、これからのGPでひょっとしたら、初優勝なんか見られるかもしれませんね。やっぱり勢いとしては、ハイドフェルドよりもクピサのほうが勢いがあるようには感じてしますのですが、どうでしょうか?
 また、トヨタのトゥルーリが今回のGPでは、中盤までは久しぶりにいい走りを展開していて、マクラーレンのハミルトンを抑える走りを展開していましたね。ひょっとしたら表彰台もと期待してしまいました。

 さて、今回レースを見ていて皆さんも気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、2回目のタイヤ交換をしてからのトゥルーリとハミルトンの走りが変わったのはわかりましたか?大きなところとして、「ソフトタイヤ」と「ハードタイヤ」とマシンのマッチング。各チームで、ソフトの時にタイムが上がるマシン。ハードでタイムが上がるマシン。今回のレース戦略で大きく作用していましたね。ハミルトンもコバライネンと同じタイヤの使い方をしていたら、もう少しいい順位でレースを終えていたことでしょうね。反対にライコネンは、終始タイヤの使い方がうまく機能し、レースをまとめていましたね。マシンとタイヤの特性をタイムリーにつかむことが、今後のレース展開に大きく作用しそうですね。
 それと併せて、ブレーキと電子制御無しの影響。ハミルトンがいい例で、ハードブレーキがたたり、タイヤのフラットスポットが発生させていましたね。また、タイヤ交換時になかなかホイールがナットからうまくはずれず、タイムロスしていましたね。これも、ブレーキの影響が多少あったかと思われます。
 電子制御無しでのマシンの挙動も、前回に比べては、ドライバーそれぞれが、コントロールにも慣れてきてはいるものの、ちょっとでも気を抜くと、挙動を乱してタイムロスしたり、コースアウトするマシンもまだ少なくないようです。

 次回のバーレーンGPは、ヨーロッパラウンドに向うため最後のGP。特に「砂」と名物の「第8コーナー」を制するものが、このGPを制するだろうと思います。今年のレギュレーションで電子制御のないマシンでコーナーをどのように攻略していくのか非常に楽しみです。次戦まで楽しみにしてみましょう。

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