2008/2/11 月曜日

ナイトレースが、マレーシアGPを救うか?

Filed under: memo — admin @ 12:05:46

セパン・サーキットもナイトレース模策
今シーズン、初開催のシンガポールGP(9月28日決勝)がF1史上初となるナイトレースで行われるが、マレーシアのSIC(セパン国際サーキット)においても同様にナイトレースでの開催に向け検討が始まっていることを認めた。

 観客が思うように伸びず頭を抱えているマレーシアGPだが、なんとナイトレースの導入が検討されているとのこと。ヨーロッパでのテレビ中継に合わせナイトレースとなったシンガポールGPと並び、ナイトレース開催にこぎつけるかどうかは現時点では未知数だが、単純に気候の問題を考えてもその導入価値はあると考えることもできそうだ。

 ただ、元記事でも指摘されているように、中国や日本にもナイトレースを強いるような展開になってきた場合は全く話は別だろう。富士も鈴鹿も完全に人里離れた奥地のサーキットではなく、少なからずエグゾースト音が届く範囲に住宅があるだけに(セパンは付近にあるのは空港だけ)不可能と考えざるを得ないだろう。

2008年 F1展望対談

Filed under: f1chiho Eye — admin @ 11:51:01

 2008年1月某日、F1遅報編集スタッフであるSei5とMが行った、2008年F1展望対談の模様をお送りいたします。

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2008年のチャンピオン争いについて
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M:え? ライコネンでしょ、だって。よっぽどフェラーリがわるくなければ、ライコネン。アロンソはルノーに戻って、マクラーレンは管理下に置かれているから

Sei5:じゃぁ、マクラーレンはポテンシャルとかチーム体制の問題じゃなくって、2008年についてはFIAの管理下に置かれている点が一番問題なの?

M:そう、本来はそこじゃない部分なんだけど、2008年に関しては難しいのでは、不安要因として大きい。昔、ミハエルが勝ちまくったときに、FIA側の縛りが厳しくなったと思うけど、その時の再来。マクラーレンが強すぎて、勝ちまくる展開は、チーム以外の要因で封じ込まれる可能性はあるのでは。

M:あと、大穴はアロンソ、マッサは無理、、、無理ではないなぁ。

Sei5:オレもライコネンだと思う。主たる理由は、マクラーレンはマシンを熟成できない。昨年のマクラーレンの速さは、ハミルトンとかチーム力とかじゃなくてアロンソのファクターが大きかった。早いじゃなくて、強いマシン強いチーム作りをしたのはアロンソ。確かに、今年もマクラーレンは速いけど、マシンが壊れたり、チームが壊れたり、、、

M:そうそう、壊れるんだよ。確かに、それがなければいい所まで行くんだよねぇ、これまでもそうだったけど。

Sei5:だから、ハミルトンでのマクラーレンは来ないと思う。

M:じゃあ、コバライネンは?

Sei5:コバライネンについてはわかんない。2007年、前半メタメタで後半になって速さが出てきたけど、正直チャンピオン争いのエレメントにはならない。本人がチャンピオン争いするイメージもないし、コバライネンの活躍でマクラーレンが変わるとか、ハミルトンの決定的なアシストができるとは思えない。コバライネンに能力が無いという意味ではなくて、まだそこまで活躍は難しいんじゃないか。ただ、今年コバライネンは将来的にチャンピオンになることができるかどうか、その決定的な判断の年にはなるだろうね。

Sei5:もう一つの要素として、ルノーのアロンソ、これまた無理。もし、フィジケラが2ndになるんだったらありだったけど、コバライネンでもなく、ピケJrとかいう急成長中の爆弾みたいな若い奴がチームメイトだと、正直昨年のマクラーレン以上にむちゃくちゃになるんじゃない?

M:ま、ブリアトーレがどこまで二人をコントロールできるかだよね。(おやじのほうの)ピケって、最後にベネトンに乗ってたんだよね。まー、本人の話じゃないけど、無関係じゃないか。ミハエル、バーン、ブラウンのパッケージングにつながった時代を走っていただけにね。とにかく、その辺りのチーム作りをブリアトーレができるかどうかにかかってるよね。

Sei5:や、でも、むり。オレ、ピケJrってアロンソより一発の速さは速いと思うんだよね。それって、とってもヤバイ要因だよ。そう考えると、やっぱチャンピオン争いはフェラーリ、そしてマッサじゃなくてライコネン。

M:なんで、マッサじゃなくてライコネンなの?

Sei5:マッサは、チャンピオンになってしまったライコネンがチームメイトでは越えられない。去年、ライコネンがチャンピオンを取ってなければ別なんだけどねぇ、、、。

M:じゃあ、マッサはバリチェロになってしまうの?

Sei5:や、それも無理、性格的な問題もあるけど、昨年アシストできたかっていうと、そこまで決定的なアシストはできてないと思う。

M:マッサはイチドライバーとしてって感じだよねぇ。

Sei5:じゃあ、二年連続チャンピオンということでライコネンイチオシで

M:どうでもいいけど、ライコネン2年連続でチャンピオン取ったら飽きて引退しそうだよね。

Sei5:ええええーーー!!

M:だって、アロンソってフェラーリに移籍するんでしょ? 絶対にライコネン&アロンソは無い! 危ないよなぁ。1チームの中に2チームあるみたいな。

Sei5:しかも、2年連続チャンピオン二人とか、、、

M:そうだよ、絶対に考えられないよ。

Sei5:アロンソ、ハミルトン、っていう組み合わせじゃなくて、プロストとマンセルみたいな、、、

M:それだよ、それそれ、ほら危ないじゃん

Sei5:じゃあ、ライコネンが2年連続チャンピオンになって、2009年はライコネン引退、アロンソフェラーリ移籍ということで

M:決まりだね、妄想だね、暴走的妄想だよ、、、

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チャンピオン争い周辺の話
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Sei5:BMWはどう?

M:クビサが速さを見せつけてくるんじゃない? でも、総合力はハイドフェルド。マシン的にはまだ、マクラーレン・フェラーリには届かない。いけて、ウィリアムズBMW時代のラルフ、モントーヤ時代くらいかな。そこが博士の限界(笑)。

Sei:酷い、、、博士の限界って。博士がチーム代表じゃダメ?

M:ダメ、ブリアトーレとかロンデニスみたいな、マネージメントと政治力をコントロールできるマフィア(!)みたいな奴じゃないと無理。博士はあくまで博士なんだよ、マフィアにはなれないんだよ。

Sei5:マフィアって、、、無茶苦茶です、、、。じゃあ、ウィリアムズは?

M:トヨタよりは期待大、ニコ次第だね。

Sei5:おいおい、一貴は?

M:一貴はアテにならない。というか、既にニコで体制が整っているから、結果的にニコを中心とした体制になる。

Sei5:で、ニコがどこまでいけるかなぁ

M:うーん、そうなってくるとチーム体制、ヘッドとか、、、

Sei5:って、ヘッドとか引退しそうじゃない? フランク・ウィリアムズも株式を売っちゃうらしいかなぁ。

M:そろそろチームを手放す時期かなぁ。

Sei5:今年もトヨタよりは速い?

M:速いと思う。ここ一番のレースの仕上げ方とかは、比較にならないんじゃない

Sei5:で、そのトヨタは? 

M:トゥルーリとグロックだよね。トゥルーリはトヨタが最後のキャリアになるだろうね。去年はマシンがダメダメだった、トゥルーリ自体は速いんだけど完全にマシンに引きずられた。でも、やっぱドライバーが勝てるドライバーとは言いがたいんだよね。チームとしては、現在の体制では勝つ状況が見えてこない。今年1勝するのは奇跡的、荒れたレースとか、モナコで大雨とかね。

Sei5:グロックなんかはまだ全く無評価なんだけど、トゥルーリはともかくパートナーをもっと考えて、例えばアロンソとか

M:アロンソじゃダメ、トゥルーリを壊しちゃう。

Sei5:ミハエルは?

M:ああ、そのぐらいのドライバーじゃないとキツイよね

Sei5:結果的に、トヨタはどうでもいいってことだよね?

M:あんなにお金を投入してるのに勝てもしない、ホンダより予算も多いのに勝てない、そしてその理由が全く分かってない。何に金を使ってるんだって言う話。結果を全く出せてない状況は、ここまで様々なカテゴリーを制していただけに訳が分からない。結果を出せなければ、2010年撤退って言う話もあるし。

Sei5:それでは、ホンダ。

M:ブラウン次第。ブラウンがチーム体制を作り直す、それに尽きる。トヨタに比べれば本体がレース屋なので、ブラウンにとってはやりやすいんじゃないかなぁ。

Sei5:ブラウン効果が出てくるのって、今年じゃなくて来年の話になるんじゃないの?

M:いやいや、中盤から終盤にかけてかなり効果は出てくると思う。マシンに手は入れられないけど、様々なパーツや戦略の面で、、、

Sei5:去年とか戦略もクソもなかったけど、、、

M:確かに、その話はあるけど、全てひっくるめてブラウン次第。来年、琢磨がホンダに帰り咲いてくれたら最高なんだけどなぁ。

Sei5:夢みたいな話だねぇ。

M:あと、レッドブルとルノーがいい勝負になるのではないか?

Sei5:ルノーの敵はレッドブルなの??

M:同じエンジンを積んでることを考えると、あと、レッドブルは金があるからね。ルノーよりチームに金を出すんじゃないの?

Sei5:なんか、アロンソかわいそうになってきたルノーじゃ、、、。それじゃ残りのチームはどうだろう?

M:スーパーアグリ、フォースインディア、トロロッソか。この3チームのなかではトロロッソが一番速い。トロロッソが速い理由はベッテル、ひょっとしたら来年の注目はベッテルになるのでは。2009年の台風の目になることは確実だろうね。

Sei5:オレなんかは正直、トロロッソよりかはフォースインディア。金が違う、ドライバーがいい。スーティルの速さと、フィジケラの経験、これを使えば最後尾集団から脱するのは他の2チームよりは可能性が高い。

M:あと、ガスコインなら、中団まではもっていける

Sei5:中団まで?

M:あくまで中団まで、チャンピオン争いまでは難しい、、、

Sei5:ええっと、最後にスーパーアグリは、一言で

M:一言で、、、難しいなぁ。そうだなぁ、『大丈夫か?』それに尽きる、、、

Sei5:それはチームが? 

M:いや、全体的に、存続的に考えても大丈夫か、ということ。オールジャパンで参戦しているにもかかわらず、日本のスポンサーが付かない。日本の企業はモータースポーツに対する理解が低すぎる。F1チームにスポンサードする価値は確実にあるはずなのに、それを全く評価できていない。世界的な企業がいくらでもあるのに、F1の利用価値を全く理解できていない。

Sei5:オールジャパン構想の軸たるスポンサーが付かない、この点が致命的だということで。

M:致命的だねぇ。このチームには軸がない。

Sei5:ホンダは軸にはなり得ない?

M:ホンダがスーパーアグリを支えているのか、それとも琢磨を支えているのかハッキリしない。どちらかというと、チームではなく琢磨を支えているだけ。それでは、軸になり得ない。

Sei5:スーパーアグリは軸となるスポンサーが見つけられるか?

M:既に活躍云々ではなく、チームが存続するかどうか厳しいけど、それが現実かな。

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場所を移動させ、お酒と食事を楽しみながら、2008年のモータースポーツについて語った後に、再度F1チャンピオンについて
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Sei5:酒を飲んで色々モータースポーツの状況を語りましたが、今年のF1のチャンピオンは誰ですか?

M:だーかーらー、『ラ・イ・コ・ネ・ン』だよ

Sei5:ほんとうに、ライコネンなの?

M:だーかーらー、酔っぱらっても結果は変わらない

Sei5:それ、名言だね。え? ハミルトンは?

M:無い。だからー、運がない、、、。

Sei5:ひどいねーーーー

M:いや、だから、去年彼はあの状況でチャンピオンを取れていないんだよ。途中まで、チャンピオン争いのトップを走ってたのに、後半のあの崩れようは、、、。

Sei5:じゃーね、ぶっちゃけ、ハミルトンってチャンピオンになれます?

M:なれるんじゃない? 運がよければ、、、

Sei5:おおーい、ハミルトンは運だけか???

M:彼に足らないのは運だけだ、速いのは分かる、F1でチャンピオンになるためには運が必要。勝てるチームにいて勝てるマシンを持っていても、チャンピオンになれない奴はいるんだ。

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酒もすすみ過激な発言が飛び出す中、話題は国内ののポストF1世代へと進みます
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Sei5:去年全日本F3で活躍した塚越と大嶋はどちらが速い?

M:そりゃー、塚越!でしょ!

Sei5:え? 塚越が、大嶋より速いのですか?

M:速いんじゃないの? 速さを聞いてるんでしょ? あなた、どっちかが速いと思って聞いてるんでしょ?

Sei5:え? あ、あのーー

M:だから、あなたの質問は、どっちが速いかを聞いてるんでしょ? だったら、結論は言うまでもなく、塚越なんだよ。

Sei5:(開き直って)あー、そーだよ、おれも塚越が速いに決まってるって思ってるんだよ。昨年の全日本F3で塚越は全くTOM’S勢には総合的に太刀打ちはできなかったの。マシン的な要因が大きかったけど、やっぱ全日本F3では主役になることができなかった。でも、速さに関してはもはや疑問の余地が全くない完成度だった。

M:いやいや、それよりもマカオでの走りが印象的だったんだよ。公道コースで走った結果、そのことを考えると塚越はパーフェクトを越えていたんだよ、そう、彼の走りは。大嶋君は、、、もの怖じ、周辺的な要素、そう、メンタル面で微妙なずれがあって、あの結果になったんだろうね。それって技量とかそう言う話じゃなくてね。

Sei5:じゃー、塚越は? 彼のポテンシャルってどうなの?

M:個人的には伸びシロがあると見受けられる、ただ、まだ、開発中の点、走りながら伸びてゆくドライバーだから完璧ではないかもしれない。

Sei5:じゃー、大嶋は、開発中じゃねーのかよ!

M:大嶋はあらかた出来上がってる。彼は、体制が整っているTOM’Sで走っていた、そしてチャンピオンを取った。でも、彼はマカオで結果を出せなかった。塚越に比べれば明らかに完成に近い状態だったはずなんだよ。

Sei5:確かに、それは認めざるを得ないね。

M:でもね、大嶋はすごいんだよ。結果として全日本F3でチャンピオンになったわけだし、や、塚越と単純に比較すること自体がおかしいんだよ。別次元の比較なんだよ、それはドライバーの個性だし結果F1に到達するかどうか、それとは全く無関係なんだよ。

Sei5:難しい話だ、、、。まー、この二人の話に関しては、今年ユーロF3を二人の話題が席巻するか、どうかかな?

M:最初の3戦で表彰台を独占するような事態につながれば、、、もはや、モータースポーツ界がこの二人から目を離せない状況になるでしょう。

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そして、この二人の話題を出してしまったのなら、出さずにはいられないのは関口雄飛。彼の話題で〆ましょう
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Sei5:関口雄飛はどう? 直接、走りを見たのは、オートポリスだけ?

M:だけだよ、だけだけど、予選の走りは尋常じゃない。1コーナーに対するアプローチが、違う。あのマシン(F305)でできることを全てしていた。それを見ていて、関口は攻めに攻めて、とにかく自分の与えられた環境の中、腐らず攻め続けた、その一面を見ることができた。動物的な感覚を感じることができた。

M:オレが叙々苑の焼き肉を喰らいたい放題にさせて、全日本F3のチャンピオンを取らせる。

Sei5:なんだそりゃ? でも、関口今年全日本F3に乗れるかな?

M:乗れる! 乗せる! 俺が叙々苑の焼き肉を喰らいたい放題にさせて、乗せてやる!

Sei5:もう、何がなんやら、、、。1年間全日本F3とSuperGTを見てて、正直SuperGTは厳しいと思った。飯田章選手みたいなドライバーと組めてすごく経験値は上がったと思うけど、まだ彼はSuperGTみたいなハコのマシンを乗りこなす姿よりも、Formulaで暴れまわってくれるほうがいいと感じた。今年はSuperGTについては難しそうだしね、、、

M:でも、SuperGTで1勝しているのは価値があるぞ

Sei5:確かに。まー、関口はF1まで行って日本に戻ってきてからガンガンにSuperGTのマシンを走らせてくれるんじゃん? アキュラとか、、、。それより、今年全日本F3に乗れるかなぁ? トヨタからは捨てられてしまったので、ホンダ勢の発表が待ち遠しい、、、

M:だから、俺がじょじょえんの、、、

Sei:じゃー、じょじょえん誘っておきますよ(ホントか)?

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というわけで、1時間の対談+3時間の飲酒対談の模様をお送りいたしました。後半はかなりむちゃくちゃな展開になっていますが、F1の話題からポストF1世代の話題まで、お楽しみいただけましたでしょうか。今年もF1遅報はF1をウォッチし続けます!

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