2007/9/26 水曜日

中嶋一貴が日本GPに立ち会えないことは残念でならない

Filed under: f1chiho Eye — admin @ 14:32:09

中嶋一貴、ホームグランプリ立ち会えず
実に30年ぶり富士スピードウェイでの日本GP開催ということで、トヨタ・エンジンを搭載するウィリアムズ・チームとしても期待の準ホームグランプリとなるこの週末だが、残念ながらGP2に参戦中である同チームのテストドライバー、中嶋一貴は立ち会うことができない。

 なぜ、GP2はわざわざF1と同じ日程で最終戦を組んでしまったのだろう? 欧州でのテレビなどの取り扱いのことを考え、時差を考え同日日程としたのだろうか? どちらにしても、日本のチームが3チームも参戦しているだけに残念でならない。

 GP2にしてもGP2 Asia Seriesにしてもそうなのだが、なぜここまで日本を意識しないのかがいまいち理解に苦しむ。確かに、日本でのグランプリ開催となれば多額の遠征費用が発生することは間違いなく、GP2のチームにとっては大きな負担となるのだろう。しかし、今年も3名のドライバーがシリーズを戦っていることを考えれば、今後の展開も含めもう少し日本を意識したシリーズになってもらいたいところだろう。

 とはいえ、日本にはGP2とは異なる形でフォーミュラニッポンがあり、それが大きな障害になっていることは想像に難くない。奇しくも、WTCCの来期からの日本での開催が発表され、今後も日本での世界のモータースポーツが開催が検討されるだろう。単に国内のカテゴリーのことだけを考えるのではなく、様々な形でモータースポーツ全領域を意識してもらいたいものだ。

トヨタ初の日本人F1ドライバーの誕生は間近か?

Filed under: f1chiho Eye — admin @ 14:19:11

トヨタ、シーズン終了まで体制発表なしか
フェルナンド・アロンソの去就と共に、ここに来て注目が集まるトヨタ・チームの2008年の体制だが、ドイツの『DPA』通信は「シーズンが終了するまでトヨタの体制発表はないだろう」との見通しを報じている。

 トヨタにとって初となるお膝元、富士スピードウェイでの母国GPが控えているが、来年の体制については未だ流動的なようだ。既に、一つのシートはトゥルーリが決定となっているが、残る一つのシートを巡り様々な憶測が飛び交っている。

 現時点ではラルフ・シューマッハが残留する目は無いように思われているが、日本を含む残る3戦の結果を見極めた上で検討する可能性も否定はできない。また、今年ウィリアムズでテストドライバーを務めていた中嶋一貴の起用の可能性も依然高いと言えるだろう。一部でスーティルの起用も噂されているが、現時点では最も可能性が低い選択だと言えるだろう。

 中嶋一貴については、ウィリアムズのレギュラードライバーとして採用されるのなら、そもそもトヨタでは起用することができなくなるのだが、現時点ではウィリアムズの来期の体制発表も行われていない。その主たる要因はヴルツの起用云々ではなく、アロンソのマクラーレンでの去就に絡んだロズベルグの動向と考えられる。その辺りがはっきりしない限り、中嶋一貴の去就は未決定のままであり、トヨタのラインナップ決定も遅れると考えられる。

 しかし、トヨタとしては中嶋一貴の起用が第一選択となっているのかもしれない。現時点でGP2でランキング5位であり、ウィリアムズでは積極的にテストドライバーとして起用されている。GP2でチャンピオン争いを演じていれば申し分なかったと言えるが、来期F1ドライバーとしてデビューさせるには十分だろう。
 また、トヨタとしては鈴鹿との交互開催が決定しており、トヨタにより注目を集めるためには何らかの策を講じるべきと考えているはずだ。本来ならばチャンピオン争い、悪くとも優勝争いによって注目を集める予定だったのだが、現時点でその可能性は薄い。そうなれば、ワークストヨタへの日本人ドライバーというのは話題性としては十分だといえるだろう。

 トヨタチーム及びトヨタ自身がそれらの点についてどこまで真剣に検討しているかは知る由もないが、もし、今週末の富士スピードウェイで発表を行えばこれ以上ないアピールになると思うのだがどうだろうか。

2007/9/20 木曜日

インドでの2009年開催はあるのか?

Filed under: voice — admin @ 8:19:15

ブリヂストンもインドGP開催に強い関心
キース・ファン・デ・グリント/ブリヂストン・モータースポーツ オペレーション・マネージャー:われわれとしては一刻も早く開催場所が確定されることを願っている。もしもそれがパーマネント・サーキットで行われるのであれば、トラック表面の状態とコーナースピードが重要なポイントになるし、もし公道で行われるのというのであれば、相当滑りやすいことが考えられるのでコンパウンドははるかに柔らかいものになる。

 インドGPは新たにヘルマン・ティルケの手によって新設されるサーキットで2010年から開催される予定だが、ここに来て2009年にムンバイの市街地特設コースでの開催説が浮上している。

 噂は定かではないが、ブリヂストン・モータースポーツのキース・ファン・デ・グリントがこの状況に触れ、準備するタイヤがサーキットと市街地では全く異なるだけに、早々に確定されることを願っているようだ。

 現時点では、合意してはいるが公式発表がない状況なので流動的なことには変わりないが、2009年開催ということになればタイヤ意外にも様々な準備が必要であり、ましてや市街地での開催となれば様々な点で調整が必要となることは明らかだ。まずは公式発表を待ちたい。

ライコネンのコメントには同意できない

Filed under: voice — admin @ 8:11:06

ライコネン、「アロンソの行為当然」
キミ・ライコネン:僕はこれを後からテレビで見たけれどね、アロンソが悪いことをしたとは考えてないよ。だってあそこはランオフエリアが十分に確保されていて、別にハミルトンが危ない目に遭った訳じゃないだろう。シーズンの残りを考えると、いまこのレースがどれだけ重要なものであるかは誰もが知っている。それだけ難しいレースだったということなんだ。

 まずは、なぜライコネンが自分自身に直接的に無関係な、ベルギーの1コーナーでのマクラーレンチームメイト同士の出来事に敢えて触れたのか理解に苦しむ。さらに、内容がアロンソを擁護する内容で二重に驚きを隠すことができない。

 確かにランオフエリアは十分に確保できていることは確かだ、しかし、だからといって他のドライバーをコース外に追いやっても構わないという解釈はあり得ない。不測の事態が発生した場合でもレースが継続できるように確保されているランオフエリアなのだ。

 そしてもう一点、確かにチャンピオンシップは難しい状況にあることは確かだ。ライコネンが「重要なもの」で「難しいレース」と表現しているが、だとしたらあのような行為を行ってもよいというのか? これまで何度も繰り返されてきて、ファンが失望した事実をライコネンは肯定するというのだろうか?

 やはり、ライコネンが何故このようなコメントをしたのか理解に苦しむ。いろいろライコネンの心理を考えてみたが、このコメントだけで断定できるものではないので、現時点でのコメントは差し控えたい。

ヘレステスト 9/19

Filed under: test — admin @ 8:00:16

ヘレステスト2日目、マクラーレンが最速(9/19)
19日(水)ヘレス合同テストは2日目を迎えた。この日もスーパー・アグリとスパイカーを除く9チームが参加。引き続き晴れ、ドライ・コンディションで気温は30度にまで達した。

 昨日に引き続き、ヘレスで行われたテスト。コンディションも良く、100周以上周回するドライバーもいたようだ。

 ヘレステスト2日目、トップタイムをマークしたのはマクラーレンのP.デ・ラ・ロサで1′19.267。2番手にはレッドブルのM.ウェバーで103周の周回をこなし1′19.947、3番手はフェラーリのL.バドエルで1′20.249。4番手はBMWのN.ハイドフェルドでウェバーと同じ103周をこなし1′20.318、そして同タイムで5番手につけたのは昨日もドライブしたトロロッソのV.リウッツィで1′20.318。
 以下、6番手ホンダのJ.バトンで1′20.624、7番手ルノーのN.アンジェロ・ピケでこの日最も多い111周をこなし1′20.804、8番手トヨタのR.シューマッハで1′21.101、9番手ウィリアムズのN.ロズベルグで1′21.608、10番手はトロロッソのS.ベッテルで1′21.863のタイムとなった。

 ヘレステストは明日まで行われる予定だ。

2007/9/19 水曜日

ルノーは既に2008年を見据えたテストへ

Filed under: voice — admin @ 13:54:58

ピケ・ジュニア(ルノー)ひたすら2008年を視野に
ピケ・ジュニア:中国GPを想定したエアロダイナミックスとブレーキシステムのテストもやったけれど、このマシンは2008年の規則に合致させたドライバー・アシストなしのソフトウェアになっているんだ。でも特に不自由なくドライブできたし、ペースも決して悪くなかったので楽しい一日になったと満足しているよ。

 前回のテストもそうだったが、今回のテストでも2008年のレギュレーションに合わせたマシンをドライブさせたルノー。ドライブしたのはピケ・ジュニアで、中国GPを想定したテストも行ったようだが、中心は2008年以降のレギュレーションに合致させたマシンのテストだと言えるだろう。

 ピケ・ジュニアはドライバーズエイドを無効にしたマシンを駆り63周の周回を重ねた。タイムは平凡なものとなったが、2008年度向けのマシンとして考えれば遅いとは言えないタイムだ。

 アロンソ問題のあおりを受けてか、ルノーの来期のラインナップ発表が遅れている。ピケ・ジュニアの起用は確実とされていたが、シーズン後半着実に結果を残し始めているコヴァライネンと比較するとどうしても実績の薄いピケ・ジュニアは劣勢な状況だ。もし、アロンソがルノーに戻ってくるとすれば、ピケ・ジュニアの今後の展開を大きく左右するだけに気が気ではない状況だろう。

ヘレステスト 9/18

Filed under: test — admin @ 8:25:06

ヘレステスト開始、T.グロック(BMW)最速(9/18)
ベルギーGPを終えたばかりのF1サーカスは、スペインのヘレス・サーキットを舞台に次戦日本GPに向けた合同テストを開始した。参加したのは全9チームで、共に資金難が伝えられるスーパー・アグリとスパイカーの2チームは不参加となっている。

 ヨーロッパラウンドを離れた終盤3ラウンドを前にして、スペインのヘレスでテストが始まった。スーパーアグリとスパイカーの2チームは参加しておらず、両チームとも資金難は深刻なようだ。特にスーパーアグリについては次戦は母国日本での戦いだけに、チームとしてはなんとしてでもテストを行いたかったはずだ。

 このヘレステスト1日目、トップタイムはBMWザウバーのテストドライバーとなったT.グロックで1′20.606。GP2でもポイントランキングトップをひた走り、来期のF1参戦も視野に入っているだけに気合いの入ったドライビングだ。続く2番手にはトロロッソのV.リウッツィで1′21.280、レギュラードライバーはリウッツィとホンダのバリチェロのみ走行している。3番手はレッドブルのS.ブエミで1′21.309、ブエミはヨーロッパF3でランキング2位につけ、トップのR.グロージャンには6ポイント差で十分チャンピオンを狙えるだけにF1はもちろんGP2も視野にアピールできただろう。

 以下、4番手トヨタのF.モンターニーで1′21.555、5番手はスパイ騒動に揺れたマクラーレンのP.デ・ラ・ロサで1′21.651、6番手は2008年仕様のマシンで走行したルノーのN.アンジェロ・ピケで1′22.009、7番手ホンダのバリチェロで1′22.020、8番手ウィリアムズの中嶋一貴はバリチェロから1秒近く遅い1′23.177、9番手はこちらも2008年仕様で走行したフェラーリのL.バドエルで1′23.432というタイムだった。

確かに、ドライビングだけに集中できる状況ではない

Filed under: voice — admin @ 8:08:03

A.プロスト氏、「タイトル争いは心理戦に」
ロン・デニスは常に公正な男であろうとしているけれど、ドライバー自身がどう思うかは別だ。ハミルトンはイギリス人であるのに対しアロンソはそうではない。アロンソが抱えている問題は、自分が優遇されていないと感じることにあるんだ。こうした心理上の戦い、それが残されたタイトル争いの80%を占める要素になることだろうね

 プロストと言えばセナとの争いが印象深いが、よくよく考えればプロストがマクラーレンに加入した1984年にはニキ・ラウダとチームメイトとなっており、今のマクラーレンのコンビと同様、速さを備えたチームメイトを2度も迎えていたのだ。

 そのプロストが、タイトル争いは心理上の争いが80%を占める、とコメントした。自分自身同じような状況を経験しているだけに、重みが違う。確かに、もはや単なるドライビングだけではなく心理的な要因がチャンピオンシップを左右しているといっても不思議ではないだろう。ただ、既にアロンソはチームメイトにセットアップ情報を渡さないなど、ドライビング以外の点でチームメイトを厳しく牽制している。そして、先日のベルギーでの1コーナー、もはやアロンソは今年のチャンピオンシップのためなら何でもやる、そう言う心理状況だといわざるを得ないのだ。

 もはや、アロンソを止めることはできないだろう。しかし、ここまで自分を押し通すアロンソはチーム内での支持を得ることは難しい状況であることは想像に難くない。ハミルトンがしなくてはいけないこと、単純にアロンソの挑発には応じず、自分自身のドライビングだけに集中すべきだ。

2007/9/18 火曜日

モズレーが「受け入れがたい」と発言する本意は?

Filed under: voice — admin @ 13:02:57

モズレー会長、「ドライバー無罪は不本意」
どれだけ不公平な優位を得ていたのかわからないというものだよ。だから、今シーズンのタイトルをマクラーレンのドライバーが獲得するというのは私には受け入れがたいこと。チャンピオンシップの価値が傷つけられるというものだよ。

 FIA会長である、マックス・モズレーが今回のマクラーレンへの裁定にドライバーズポイントの剥奪が含まれていないことに対して、「受け入れがたい」とコメントしている。ある意味、WMSC(世界モータースポーツ評議会)のFIAに対しての中立性が確認できたコメントでもあるが、モズレーがそこまで厳罰を望むのはなぜだろう。

 弁護士の資格を持つマックス・モズレーだが、モータースポーツ最高峰であるF1のことを考えての発言だとすれば、影響は少なくないだろう。事実、モズレーと同様の考え方を持つチームやメディアも少なくなく(私もそう考えるうちの一人だ)、今後の特にアロンソに関してはF1界での価値に影を落とす可能性があるだろう。

コンストラクターズ獲得という事実は歴史に残る

Filed under: voice — admin @ 12:55:00

トッド代表、「まだタイトル獲得意識ない」
ジャン・トッド:周囲はもうこれで今年のタイトルが決定したと言うが、しかし私はまだそれを受け入れる準備が出来ていないよ。なぜなら、マクラーレンにはまだ国際控訴審へ上告するという権利を持っているのだからね。万一の場合、彼らのポイントが復活する可能性だってあるのだから、われわれとしてはそれをも考慮に入れておかなければならないというものだ

 マクラーレンが上告する可能性は、ロン・デニス本人がコメントしているとおり、ほとんど無い。その上でジャン・トッドから感慨も何もないと言うことは確かだが、コンストラクターズ獲得という事実は歴史に確実に残る。

 フェラーリからしてみれば、アロンソとハミルトンのドライバーズポイントの剥奪まで主張する可能性が当然と判断すると思っていたのだが、それを主張することはないようだ。正直、不可解な一面でもあるが、ロン・デニスが上告しないというコメントと併せて考えれば、政治的な決着が成されたことは間違いないだろう。

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