2007/8/22 水曜日

プロドライブの体制発表は間近?

カテゴリー: gossip? — admin @ 16:31:03

プロドライブ、今週末にチーム体制発表か
これはスペインの『マルカ』紙が報じたもので、それによればプロドライブは今週末行われるトルコGPの会場で2008年の体制発表を行うということで、これまで伝えられた通りほぼマクラーレン・チームのものを踏襲する見通し。

 スペインのマルカ紙がプロドライブの発表は今週末行われるトルコGPと報じたようだ。これまでも、幾度となく報じられた体制発表のタイミングだが、もちろんプロドライブからのアナウンスは無くその真偽は定かではない。

 スペイン人で今季マクラーレンのテストドライバーを勤めるペドロ・デ・ラ・ロサがチームに加入すると噂されているため、スペインのマルカ紙が報じていると思われるのだろう。先に報じたとおり(e: プロドライブはもはやマクラーレンJrチームと呼ぶべきだ)、マクラーレンとの交渉で依然綱引きが行われていることは予想に難くなく、予定通り進めばトルコGPの会場で体制発表が行われる可能性があるが、交渉が拗れることになれば体制発表はさらに延期されることになるだろう。

ハイドフェルドは本気でワールドチャンピオンを狙っている

カテゴリー: f1chiho Eye — admin @ 13:52:06

ハイドフェルド、「チームと共に野心達成する」
ニック・ハイドフェルド:チームはこの2年間大きく進化したけれど、僕も少なからずこれに貢献できたと思っているよ。そしていまチームはさらにすごい勢いで前進しようとしていて、僕と共に大きな野心を持っているんだ。その目標がお互いの努力により達成されることを疑っていないよ

 F1を戦うドライバーなら誰もがワールドチャンピオンを目指しているに違いないが、残留が発表されたBMWのハイドフェルドの意気込みはドライバーの中でもぬきんでていると言えるだろう。

 ドイツF3、国際F3000のチャンピオンを獲得し、2000年にプロストでデビュー。翌年ザウバーに移籍、その後ジョーダン、ウィリアムズと渡り歩き、2006年からワークス体制となったBMWチームで2年目を迎えている。今季も放出説が幾度となく囁かれていたが、来期の残留を果たすことができた。

 ハイドフェルドはこれまでチャンピオンを狙うことができるトップチームにいたわけではない。また、今在籍しているBMWチームにしても現時点ではマクラーレン・フェラーリからは遠く離されての単独3位のチームだ。しかし、彼はまだワークス体制として参戦2年目のBMWチームをコンストラクターズ3位に押し上げたというプライドがある。もちろん、巨大自動車メーカーがワークス体制で挑んだ結果だと言うこともできるが、ハイドフェルドの働き無くしては今のポジションは無かったはずだ。それだけに、ここまで残留発表が遅れたことはハイドフェルドからしてみれば理解に苦しむことだろう。しかし、チーム代表のマリオ・タイセンの考えもわからないわけではない。

 タイセンからしてみれば、ハイドフェルドは母国ドイツの出身でありその点は申し分ない。しかし、ドイツにはミハエル・シューマッハという前人未踏の7度のワールドチャンピオン
を獲得した英雄がいたため、どうしてもハイドフェルドのイメージは地味にならざるを得ない。また、ハイドフェルドの30歳という年齢を考えれば、この後、どこまでチームを引っ張り続けることができるのか疑問視せざるを得ない。また、その速さについても圧倒的なモノを持っているイメージが薄く、その点からも地味さが増してしまっているのだろう。

 ハイドフェルドの来期の残留が発表されたことは間違いないのだが、彼が望んでいた複数年契約は交わすことができなかった。チームはやはりハイドフェルドを100%信頼しているわけではないようだ。しかし、ハイドフェルドはあくまでワールドチャンピオンを狙っている。チームが考えている2009年ではなく、来年確実にチャンピオンを狙っているはずだ。現時点で優勝すらしていないチームが語るには壮大すぎる話なのだが、ハイドフェルドからしてみれば来年チャンピオン争いをしなくてはその先は無いに等しい。チャンピオンには至らなくとも、チャンピオン争いは確実にしなくてはならないのだ。チームも彼の意気込みを受け止め、チャンピオン争いを演じてもらいたいものだ。

現実問題、アロンソはマクラーレン残留以外の選択肢は考えられない

カテゴリー: f1chiho Eye — admin @ 13:27:29

狭められた、アロンソの選択肢
『BMWザウバーF1』チームが両ドライバーの残留を発表したことで、もし移籍する場合の有力な候補とみられていたフェルナンド・アロンソ(26歳:スペイン)にとって、選択肢が一つ消滅したことになった。

 BMWのラインナップ発表によって、アロンソはマクラーレンかルノーのどちらかの選択に限られたように伝えられている。

 しかし、現実問題、既にアロンソの選択肢はマクラーレン残留以外は考えづらい状況にあるといえるだろう。ブリアトーレの呪縛から逃れたい、そもそもマクラーレンへの移籍にはその考えがあったことは確かだ。今ここで、ブリアトーレの元に戻ってしまえば、確実にアロンソは不利な契約を結ばされるに違いない。また、ルノーという会社のことを考えれば、他のトップドライバーがもらっている報酬に遠く及ばない可能性は十分ありえる。アロンソからしてみればルノーチームとマシンの戦闘力のことより、それらの周囲の問題のことが重くのしかかっているのではないだろうか?

 アロンソの今季のチャンピオンが圧倒的優位だったのなら選択肢は異なっていたかもしれない。3年連続、しかもルノーとマクラーレンでチャンピオンを獲得したのなら、トヨタやレッドブルなどの中堅チームに移籍し、自らチームを創り上げるという新たな目標に挑む選択も十分あり得るだろう。しかし、現時点では今回の離脱騒動の元凶であるチームメイトのハミルトンが最もチャンピオンに近く、アロンソは次いで2番手なのだ。チャンピオンになることなくチームを去る、それはそれでアロンソのプライドが許さないだろうし、ましてや自身の評価を下げての移籍となってしまう。

 これらのことを考えれば、アロンソからしてみればまずは今季の自身のチャンピオンシップに集中しチャンピオン獲得を目指すことだけを考えており、移籍云々はそれからの問題と考えているのではないだろうか。アロンソも既に冷静に考える余裕は持っているはずだ。確かに、ハミルトンを本心から許すことができるかどうかはわからないが、現時点での選択肢はチームのことではなく今季のチャンピオン獲得、そのことだけに絞られていると考えるだろう。

 また、当然のことながらチャンピオンを獲得すれば、チーム内でのアロンソの立場にも変化が現われるはずだ。結果として、チームがチャンピオンを手放すことになるくらいなら、ハミルトンとの関係を真剣に見つめ直し、アロンソのマクラーレン残留の可能性は高まると考えて間違いないだろう。

ドイツチームらしい判断だ

カテゴリー: news — admin @ 13:15:35

BMWザウバー、ハイドフェルドの残留発表
21日(火)、『BMWザウバーF1』チームはニック・ハイドフェルド(30歳:ドイツ)の残留を正式発表した。

 BMWチームが早いタイミングで来期のドライバーラインナップ発表を行った。来期のBMWは今季と同じコンビネーションで挑むこととなった。

 アロンソのマクラーレン離脱の信憑性が高まるにつれ、移籍の選択肢としてこのBMWチームの名前が取りざたされた。今季はチャンピオンシップポイント3位と、参戦から着々とポジションアップを果たしており、確かにマクラーレン・フェラーリを除けば最もチャンピオンに近いチームといえるかもしれない。

 しかし、チームは2年連続チャンピオンの獲得という冒険を侵すことはなく、現在と同じラインナップで来期もF1に挑むことになった。ハイドフェルドとクビサというラインナップは地味に移ってしまうことは致し方ないが、堅実で速さを持つ中堅と、光るスピードを持った若手ということを考えた上で、2009年にチャンピオンを目指すチームとしては、変化を望まないことは正しいと言えるだろう。

 仮にアロンソを獲得して来期チャンピオンを獲得したとしたら、チャンピオンドライバー一人の力のおかげでチームがトップに立ったという印象をぬぐうことはできず、BMWという自動車メーカーの戦略を考えれば好ましい展開でないことは確実だ。ドイツチームらしく確実なマシンを前提にF1に挑むという芯があっても不思議ではないだろう。

 いや、単純にメルセデスと不用意にこじれる必要はないということと、多額の違約金などの負担が発生する可能性、等混乱要因を抱えたくないという判断があるだけなのかもしれない。