もはや、アロンソの離脱は時間の問題なのか
ハウグ氏(メルセデス)、アロンソ残留に自信
ノルベルト・ハウグ/メルセデス・モータースポーツ ディレクター:
問題はないよ。なぜならアロンソとは2009年まで3年間の有効な契約があるし、ハンガロリンクでは彼がこれを完遂するつもりであると口頭で確認している。
もし、問題がないのなら契約に関することを口にする必要はないだろう。契約の問題を出すと言うことは、もはやアロンソを縛ることができるのはその契約だけだと言うことに他ならないのだろう。
しかも、『口頭』で『完遂するつもり』と確認しているとのこと。言葉尻を突く気はないが、今の状況を考えれば、この単なるやりとりはもはや何の意味もないところまで状況は悪化していると見ざるを得ないのだ。
アロンソはハミルトンとの直接的な関係を問題視しているわけではなく、2年連続チャンピオンとしての扱いをチームに対して求めているのだろう。チーム側がそれに応えない状況に対して、憤りを感じているのに過ぎないのだ。
カート時代から育て続けてきたハミルトンを大事にするマクラーレンのチームとしての行動は理解できなくもないが、チームメイトは2年連続チャンピオンのアロンソなのだ。確かにハミルトンは疑うまでもなくF1チャンピオンとしての資質を兼ね備えていると言える。しかし、絶対的な経験が足りていないのも事実であり、それをチームからのみならずチームメイトから学ぶことは必須だ。ましてやそのチームメイトはアロンソなのだから、それなりの敬意を持って付き合うべきだろう。
今年のマクラーレンの好調は単にマシン・エンジンが良く、それをドライバーが乗りこなしているからだけなのだろうか。いや、少なからずルノーをチャンピオンチームに引き上げる原動力となったアロンソの存在は否定できないだろう。アロンソを欠くことがチームにとってどのような影響を及ぼすのか、そのことを考えればアロンソの離脱をまずは回避するために最大限努力をする必要があるといえるだろう。
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