スーパーアグリの資金難は深刻だ
スーパー・アグリ、資金難発覚
今季主要なスポンサーとしてマシン全面に企業名の記載がある『SSユナイテッド』からの支払いが約束通り行われていないということで、現在資金的に困難な状況に陥っているという。
正直、スーパーアグリのメインスポンサーであるSSユナイテッド(正式名称:SS UNITED GROUP OIL & GAS CO., LTD)という企業が、他のチームの名実共にF1チームのスポンサー企業と比べて信頼できる企業とは思ったことはなかった。それだけに、今回のような話が出たとしても特段不思議だとは思わない。
* SS UNITED GROUP OIL & GAS CO., LTDで検索した限り、信頼できるこの企業への情報を見つけることは難しそうだ。スーパーアグリのサイトからリンクされているサイトもこのような状況だ。
しかし、チーム運営の面から考えれば深刻な事態だといえるだろう。金額は定かではないが、一部報道では「1回目の支払い以降、支払いがなされていない」との情報もあり、そのことを考えればチームの経営状態は極めて深刻であると言えるだろう。
今回のスーパーアグリの騒動は、スペイン人資産家がスーパーアグリを買収したとの発表に端を発している。事実、このスペイン人アレハンドロ・アギャグ氏と交渉していることも認めている。しかし、チームの株式の過半数は現在の運営会社が保有することをダニエル・オーデット マネージメント・ディレクターがコメントしており、買収報道は正確ではないだろう。
元々、鈴木亜久里代表もSSユナイテッドはメインスポンサーではなく、メインスポンサーは別に発表すると発言していたが、現時点に至るまで全く発表されていない。一時は、スパイカーが起こしたカスタマーシャシー訴訟の問題でスポンサーとの交渉が難しいとも噂されていたが、その問題については既に解決しており本来なら問題なく交渉が進むはずだったのかもしれないが進展は無い。
現時点でも本家HONDAを上回るチャンピオンシップポイントを獲得しており、佐藤琢磨の冴えた走りが世界映像に何度も映っていることを考えれば、このチームにスポンサードする価値は少なくないと思われる。鈴木代表ももちろん動いているとは思うのだが、日本グランプリまであと2ヶ月を切ったこの辺りで日本企業によるスポンサードを是非とも願いたいものだ。
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