フェラーリ日本GP電子メール問題、今後は紙による通達も併用
FIA、フェラーリの抗議で今後は文書でも通知
FIAは今後電子メールの内容を紙文書にも著し、合わせて各チームに配布する方針を明らかにした。
日本グランプリでフェラーリがエクストリームウェザー指定の通知をレース前に受け取ることができなかった問題について、フェラーリはFIAに抗議し、FIAはそれを受け今後は電子メールによる通知に加え紙でも通知を行うと明らかにした。
事実関係がいまいち確認できていないのだが、現時点で把握している状況は以下の通りだ。FIAは決勝スタート約1時間前の0:37に全チームにエクストリームウェザー指定に関する通知を電子メールで送信。しかし、フェラーリチームはそのメールを決勝レーススタート後に受信。スタンダードウェットで決勝レースに挑んでいたフェラーリの2台は、セーフティーカーによる隊列から離脱しピットインしマッサ、ライコネン共にエクストリームウェザーに交換し最後尾に近いポジションまでダウンしてしまう。ことの流れからしてみればこのようなことなのだが、問題はなぜフェラーリチームだけが決勝レーススタート後にこのメールが届いた点だろう。
電子メールは、メーラー(メールアプリケーション)などによりパソコンでメールを作成・送信を行うのだが、直接送り先の相手のパソコンに届けられるわけではなく、自身が使用しているメールサーバ(SMTPサーバ)に送られそのメールサーバから相手側のメールサーバに届けられる。また、そのメールサーバから相手のパソコンに送られるのではなく、パソコンのメーラー(メールアプリケーション)自身がメールサーバ(POPサーバ)に接続しはじめてメールが相手の手元に届くのである。
要するに、『メールを送った=メールが届いた』と言うわけではなく、相手がメールを自身のサーバから受信して始めてメールが届くのである。メール自体が届いていることからも、フェラーリチームはこの重要なメールを受信するマシンにおいてメール確認の間隔を長くしていたために、または単にソフトを立ち上げていない、マシンを立ち上げていない等の状況により、メールが届かなかったと推測される。
ただ、これは最も単純なパターンであり、電子メールが届かない原因はそれ以外にも様々なパターンが考えられる。先に述べたサーバのうち1台でも故障していれば届かない可能性がある。また、途中経過するサーバは設定によっては数が増える可能性もある。また、メールサーバ以外にもDNSサーバや、単純にインターネット回線の不具合などの問題も可能性的には否定できない。これらのことを考えると、電子メールのみで通達をするという方法自体に問題があるといえるだろう。
それだけに下記の決定には驚きを隠すことができない。
なお通達の方法については昨年12月にモナコで行われたF1スポーティング作業部会で電子メールにて行うことを全チームが了解しており、レギュレーション上、今回の手順に誤りはなかったということだ。
インターネットを使用する場合、先に述べたようなことを考慮する必要がある。残念ながら、FIAやチームには電子メールの危険性について理解している人間が皆無だったといわざるをえないだろう。
結果としては、その点に気付かずにルールを承認してしまったことによりフェラーリはチャンピオンシップの可能性を自ら絶ってしまったと言っても過言ではない。緊迫したチャンピオンシップがこのようなことが原因で決してしまうとは残念でならない。今後、電子メールなどを使用する際には万全を期した上でルール整備を行ってもらいたいものだ。
Sei5.Hirota (d4k internet media)
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今回のメール問題は、決定されている事項ながら、フェラーリだけ確認できずにこのような事態になったことは、フェラーリだけが見ていなかったので、このような騒動になっているのかどうかはわかりませんが、レースが不意になった理由にはどうもならない気もします。これだけ情報については、シビヤで、注意を払っているF1なのに不思議でならない気もしますが、どうでしょう?
Comment by M — 2007/10/3 水曜日 @ 14:13:31