2008/4/27 日曜日

スーパーアグリは再び奇跡を起こすことが出来るか

Filed under: f1chiho Eye — admin @ 15:40:47

S・アグリ スペインGP公式予選の模様
グラハム・テーラー:アンソニーは予選の最終走行中に最高のマシンバランスを見つけることができた一方、琢磨はそうはいかなかった。バーレーンの時よりも直近のライバルとの差をより縮めることができ、SUPER AGURI F1 TEAMの決意を再び見せることができた。

 正直、チームの状況は最悪だと言わざるを得ない。マグマグループとの交渉が決裂し、もはやレースに参戦することは不可能だと言わざるを得ない状況だったはずだ。しかし、チームはスペインGPに姿をあらわし、いつも通り金曜日のセッションに参加した。推測ではあるが、ホンダが猶予を与えたと考えることが出来るだろう。

 チームの状況をよそに、スタッフやドライバーは出来る限りのことを果たした。結果は21位デビッドソン、22位佐藤琢磨、と最下位に沈んでしまったが、とにかくマシンを走らせることが出来たこと自体が奇跡であり、出来る範囲で最高の結果をデビッドソンは出すことが出来たのだろう。ピットに戻った後、チームスタッフと抱き合うデビッドソンの姿が印象深かった。

 スーパーアグリにとっては、このスペインのレースが本当に最後の出走になってしまうかもしれない。このまま新たなスポンサーが現れなければ、トルコでの出走はホンダが認めないだろう(ホンダからしてみればスペインの出走でさえ、認めたくなかたはずだ)。猶予は2週間、その間に鈴木亜久里代表をはじめとする首脳陣がどこまで状況を好転させられるか。正直、可能性は極めて低い状況だろう。

 今、チームが出来ることはスペインGPでの好走、それに尽きる。昨年、琢磨がチーム初ポイントを獲得した、ここスペインで再び結果を残すことが出来れば状況を好転させることもあり得るだろう。スーパーアグリは再び奇跡を起こすことが出来るか、我々はきっちりとカレラの走りを見届けたい。

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