2007-08-02

2007 Japanese Formula3 第5回合同テスト 1回目 [8/2]

Filed under: Japan F3 — admin @ 17:11

 全日本F3選手権は第11・12・13戦オートポリスラウンドを控え、同サーキットにて合同テストが開催された。気温21℃、湿度89%、台風の接近によりドライからレインコンディションへと移り変わるセッションとなった。

 このセッション、トップタイムをマークしたのはTDP TOM´Sの大嶋和也で1´45.535、2番手はINGINGのR・ストレイトで大嶋からは0.370sec遅れ1´45.905。3番手はストレイトから0.009secの僅差でTDP TOM´Sの石浦宏明がつけた、タイムは1´45.914。4番手はHonda Realの塚越広大で1´46.666、5番手はチームメイトの伊沢拓也で1´46.896、とホンダ勢が並んだがトップからは1sec近く離されている。タイムアタックのタイミングで、コンディションの変化の影響も考えられる。

 以下、6番手DHG TOM´SのO・ジャービス、7番手DENSO・ルボーセの嵯峨宏紀、8番手Honda・戸田FIGHTEXの中山友貴、9番手ThreeBondの安田裕信、10番手広島トヨタの関口雄飛、11番手Mainte・ShiOnFmuの石川資明となっている。

 尚、台風の接近のため午後の合同テストは中止となった。明日、8月3日(金)は練習走行が行われる予定だが、午前中は雨、午後は曇りの予報だ。土・日曜日はドライコンディションが予想されている。

* MotorSports EXpressでは金曜日より現地取材を行い、現地よりレース結果を速報でお伝えする予定です

order number driver Team/Car time gap behind laps
1 36 K.Oshima TDP TOM´S F307 1´45.535 - - 5/39
2 3 R.Streit INGING F306 1´45.905 0.370 0.370 5/40
3 37 H.ishiura TDP TOM´S F307 1´45.914 0.009 0.379 5/35
4 10 K.Tsukakoshi Honda Real F307 1´46.666 0.752 1.131 6/31
5 11 T.lzawa Honda Real F307 1´46.896 0.230 1.361 6/27
6 1 O.Jarvis DHG TOM´S F307 1´47.430 0.534 1.895 6/40
7 62 K.Saga DENSO・ルボーセF306 1´48.778 1.348 3.243 6/38
8 2 Y.Nakayama Honda・戸田FIGHTEX 1´49.099 0.321 3.564 6/37
9 14 H.Yasuda ThreeBond 1´55.374 6.275 9.839 16/23
10 33 Y.Sekiguchi 広島トヨタ・ダラーラ F305 1´55.764 0.390 10.229 25/30
11 16 M.lshikawa Mainte・ShiOnFmu 2´04.198 8.434 18.663 28/29

全日本F3 スリーボンド12号車ドライバー変更

Filed under: Japan F3 — admin @ 16:25

 全日本F3選手権に参戦するスリーボンドレーシングより12号車のドライバー変更のアナウンスがあった。

 イギリスF3と全日本F3にダブルエントリーをしている12号車マルコ・アスマー選手について、イギリスF3でランキングトップということもあり、イギリスF3に専念すべく今週末の11・12・13戦オートポリスラウンド及び第14・15戦富士ラウンドを欠場することになった。アスマー選手はイギリスF3でランキング2番手のサム・バード選手に60ポイント差でポイントリーダーとなっており、対照的に全日本F3ではポイントランキング8位でありイギリスF3に専念するのは当然とも言えるだろう。

 アスマー選手の欠場に伴い、12号車をドライブするのは現在SuperGT GT300クラスにDHG ADVAN FORD GTで参戦している番場琢選手とのこと。番場選手は2003年より2005年まで全日本F3にトヨタ系のチームから参戦していたが、スリーボンドレーシングからの復帰となった。3年間のF3経験があるとはいえフォーミュラレースからは1年半以上離れており、また、混戦模様の全日本F3選手権だけに、どれだけ速さを見せることができるかがカギとなるだろう。

スリーボンド12号車、ドライバー変更のお知らせ [Japan Formula 3 Official Web Site]
Official site of the British F3 International Series
番場琢 [Wikipedia]

2007-07-25

全日本F3 オートポリスラウンド スケジュール発表

Filed under: Japan F3 — admin @ 22:47

 8月4・5日に大分県のオートポリスサーキットにて開催される、全日本F3第11・12・13戦のタイムスケジュールが発表となった。

 8月2日(木)は第5回合同テストが午前と午後に2時間半行われ、翌3日(金)は公式練習が午前と午後に1時間ずつ行われる。4日(土)は午前に第11・12・13戦の公式予選、午後に第11戦の決勝レースが行われる。5日(日)は第12・13戦の決勝レースが午前と午後に分かれて開催される。

 初の3戦連続開催ということもあり、合同テストも同時に開催され各ドライバー共に十分セットアップを行った上で予選・決勝に臨むことができる。実力が拮抗している全日本F3だが、絶対的なセットアップを見つけミスが無ければ連勝も十分可能であり、チャンピオンシップが大きく動く可能性は十分あるだろう。ランキングトップのR.ストレイトから5位の石浦宏明までは40ポイント差であり、1レースで最大22ポイント獲得することができる事からも、ここオートポリスラウンドは重要な1戦になるといえるだろう。

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8月2日(木)第5回合同テスト
 第1セッション   9:30~12:00
 第2セッション  14:00~16:30
8月3日(金)レース前公式練習
 第1セッション  10:00~11:00
 第2セッション  14:00~15:00
8月4日(土)第11・12・13戦公式予選  第11戦 決勝レース
 第11戦公式予選 10:30~10:45
 第12戦公式予選 10:55~11:10
 第13戦公式予選 11:20~11:35
 第11戦決勝レース 15:30~スタート 14LAP
8月5日(日) 第12・13戦 決勝レース
 第12戦 決勝レース 10:15~スタート 20LAP
 第13戦 決勝レース 15:05~スタート 20LAP

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全日本F3選手権第11・12・13戦オートポリス タイムスケジュール
タイムスケジュール掲載しました

2007-07-22

全日本F3選手権、2008年よりナショナルクラスを導入

Filed under: Japan F3 — admin @ 20:14

 日本フォーミュラスリー協会は、2008年に3年ごとの技術改訂時期を迎えるのに伴い、2008年からの新シャシーでの選手権に加え、2005年から今年まで使われてきたシャシーによるナショナルクラス(仮称)の導入を発表した。

 今年は12台という少ないエントリー数でシリーズを戦っている全日本F3選手権。来年の技術改訂に伴い2008年は全チーム新シャシーでの参戦が必須だったが、より多くのドライバーにチャンスを与えるべく今年までの2005年から2007年までのシャシーに現行のF3マシンのエンジンに近いものをレンタルする形で、参戦費用を大きく抑えるナショナルクラスを導入する。その他も、タイヤは既存のクラス(Aクラス)と同様のものを使用するがブレーキやダンパー、ECU等は可能な限りワンメイクとなるようだ。また、レースについても全戦混走となるとのことだ。

 確かに全日本F3選手権のエントリー数の少なさはどうしても目に付かざるを得なかった。その主たる要因は参戦に関わる費用の問題で、積極的にエントリー数を増やすことができなかったのであろう。もちろん日本のモータースポーツのことを考えれば、全日本F3が狭すぎる門であることは問題である。FCJやFT、F4等の下位カテゴリーからのステップアップしたドライバーは今年は3名のドライバーと限られており、今後の事を考えればより多くの若手ドライバーにF3を経験させる必要性は大きかったはずだ。それにいち早く応える形となった今回のナショナルクラスの導入。より多くの若手ドライバーがF3で経験を積むことにより、将来F1やGP2、Formula NIPPONにステップアップするドライバーが増えることが予想されるだろう。

F3ナショナルクラス概要発表! [Japan Formula 3 Official web site]

2007-07-06

全日本F3 第5ラウンド金曜公式練習走行 セッション2 Result

Filed under: Japan F3 — admin @ 21:12

 午前に引き続き三重県の鈴鹿サーキットにて第8回公式合同テストが開催された。コンディションは午前とはうってかわり、セッション序盤はレインで徐々に路面が乾いてゆく状況の中、セッションがスタートした。

 トップタイムをマークしたのは、セッション終盤の最もドライに近いコンディションでアタックを決めたHonda Realの塚越広大で、唯一の1分台に入る1´59.957のタイム。2番手はTDP TOM´Sの大嶋和也で2´01.020、3番手には僅差でDHG TOM´SのO.ジャービスが入り、2´01.105のタイム。4番手はHonda Realの伊沢拓也が入り、タイムは2´01.203。
 以下、5番手INGINGのR.ストレイト、6番手ThreeBondの安田裕信、7番手Honda・戸田FIGHTEXの中山友貴、8番手ThreeBondのM.アスマー、9番手TDP TOM´Sの石浦宏明、10番手はDENSO・ルボーセの嵯峨宏紀となった。

 明日は第9戦・第10戦の予選と、第9戦の決勝が行われる。

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order number driver Team/Car time gap behind laps
1 10 K.Tsukakoshi Honda Real F307 1´59.957 - - 20/21
2 36 K.Oshima TDP TOM´S F307 2´01.020 1.063 1.063 23/24
3 1 O.Jarvis DHG TOM´S F307 2´01.105 0.085 1.148 19/20
4 11 T.lzawa Honda Real F307 2´01.203 0.098 1.246 22/23
5 3 R.Streit INGING F306 2´01.232 0.029 1.275 20/21
6 14 H.Yasuda ThreeBond 2´01.729 0.497 1.772 22/23
7 2 Y.Nakayama Honda・戸田FIGHTEX 2´01.824 0.095 1.867 22/22
8 12 M.Asmer ThreeBond 2´02.110 0.286 2.153 20/21
9 37 H.ishiura TDP TOM´S F307 2´02.200 0.090 2.243 21/22
10 62 K.Saga DENSO・ルボーセF306 2´03.065 0.865 3.108 20/21
11 33 Y.Sekiguchi 広島トヨタ・ダラーラ F305 2´09.080 6.015 9.123 13/14
12 16 M.lshikawa Mainte・ShiOnFmu 2´24.832 15.752 24.875 10/10

全日本F3 第5ラウンド金曜公式練習走行 セッション1 Result

Filed under: Japan F3 — admin @ 19:41

 三重県鈴鹿サーキットで全日本F3 第5ラウンドに先立ち、7月6日(金)に第8回公式合同テストが開催された。梅雨の期間にもかかわらず、天気は曇り、コンディションはドライ。

 午前に行われたセッション1でトップタイムをマークしたのはTDP TOM´Sの大嶋和也で1´57.336。2番手につけたのはHonda Realの塚越広大で1´57.562、3番手にも同じHonda Realの伊沢拓也が入り1´57.936、4番手にはTDP TOM´Sの石浦宏明で1´58.147、5番手にはDHG TOM´SのO.ジャービスで1´58.214となった。ここまでがトップの大嶋から1sec以内のタイム。以下、6番手INGINGのR.ストレイト、7番手ThreeBondのM.アスマー、8番手ThreeBondの安田裕信、9番手広島トヨタ・ダラーラの関口雄飛、10番手はHonda・戸田FIGHTEXの中山友貴となった。

 前回の岡山ラウンドでは雨により翻弄されたレースとなったが、今回の鈴鹿も雨の可能性があり予想外の展開もありそうだ。前戦で復調著しかったホンダ勢がここ鈴鹿でも2-3番手に入っており、その点でもこれまでとは異なる展開も十分あるだろう。

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order number driver Team/Car time gap behind laps
1 36 K.Oshima TDP TOM´S F307 1´57.336 - - 18/21
2 10 K.Tsukakoshi Honda Real F307 1´57.562 0.226 0.226 18/21
3 11 T.lzawa Honda Real F307 1´57.936 0.374 0.600 17/19
4 37 H.ishiura TDP TOM´S F307 1´58.147 0.211 0.811 16/21
5 1 O.Jarvis DHG TOM´S F307 1´58.214 0.067 0.878 18/20
6 3 R.Streit INGING F306 1´58.683 0.469 1.347 17/19
7 12 M.Asmer ThreeBond 1´58.837 0.154 1.501 18/20
8 14 H.Yasuda ThreeBond 1´59.197 0.360 1.861 19/23
9 33 Y.Sekiguchi 広島トヨタ・ダラーラ F305 1´59.312 0.115 1.976 15/20
10 2 Y.Nakayama Honda・戸田FIGHTEX 1´59.619 0.307 2.283 16/21
11 62 K.Saga DENSO・ルボーセF306 1´59.849 0.230 2.513 15/18
12 16 M.lshikawa Mainte・ShiOnFmu 2´03.182 3.333 5.846 11/16

2007-07-03

2007年 全日本F3選手権 第11戦&第12戦&第13戦 概要発表

Filed under: Japan F3 — admin @ 11:17

 8月3日から5日の日程で九州のオートポリスにて開催される全日本F3選手権第11戦&第12戦&第13戦 概要が発表された。全日本F3選手権初の1大会で3戦が開催されるグランプリとなり、またF3がメインレースとなるグランプリでもありこれまでのフォーミュラニッポン併設のイベントとはひと味異なる大会となりそうだ。また、夏休み期間中ということもあり、家族で楽しめるイベントも数多く予定されている。九州のモータースポーツファンには是非とも足を運んでもらいたいイベントだ。

 現在、前売りチケットも発売中で、e+(セブンイレブン)及びローソンチケット(Lコード 86499)で発売されているようだ。観戦券は前売りで大人一人2000円、ペアでは3500円となっている。また、中学生以下は無料。駐車券は2日間通しで1500円、土曜日・日曜日の各日有効の駐車券は800円となっている。

* MotorSports EXpressでは現地取材を行う予定です

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オートポリスサーキット
2007年 全日本F3選手権 第11戦&第12戦&第13戦 開催概要
e+ 前売り観戦券 販売ページ

2007-06-11

2007 Japanese Formula3 第8戦決勝

Filed under: Japan F3 — admin @ 11:17

 全日本F3第8戦、決勝を目前に控え突然雨が降り始めた。しかし、雨脚が強いのはサーキットの一部、全てのドライバーがドライタイヤでピットを離れた。ダミーグリッドにマシンが並びフォーメーションラップがスタートするまさにその直前に雨脚が強まり始めた。セーフティーカー先導でのレース開始、今期初のシチュエーションで決勝レースがスタートした。

2007年全日本F3第8戦決勝レース セーフティーカー先導によるレーススタート
セーフティーカー先導によるレーススタート

 セーフティーカーが先導する中、雨脚は刻一刻と強さを増す。周回を重ねる毎に次々とレインタイヤに履き替える車が現われ、セーフティーカーがコースを離れるときスリックタイヤだったのはREAL HONDAの塚越と最後尾スタートTOM’Sの大嶋の2人のみだった。セーフティーカーがコースを離れ、戦いの火蓋が切られたのは5周目。雨脚は相変わらずで、ドライタイヤの両者は当然のことながら順位を下げてしまった。この時点での順位はトップがストレイト、2番手伊沢、3番手にアスマー。以下、ジャービス、関口、石浦と続いた。ポールポジションからスタートした石浦はピットインのタイミングで迷った結果、6番手まで順位を下げたが前を走る関口を猛追。しかし、限界を超えてしまったか、スピン! その後、コースへと復帰するが11番手と大きく順位を下げてしまった。

2007年全日本F3第8戦決勝レース レース序盤トップを快走するストレイト
レース序盤トップを快走するストレイト

 レースが大きく動き始めたのは9周目。その周から急速に天気が回復、太陽がコースを照らし路面状況がドライへと変化してきた。待っていましたとばかりに、ドライタイヤで耐え続けてきた塚越と大嶋が大幅にペースを上げる。10周目終了時点で、塚越7番手そして8番手に大嶋が続いた。11周目に両者ともレインタイヤの嵯峨をパスすると、12周目に塚越は4番手までジャンプアップ。3番手のジャービスが塚越の前に立ちはだかるが、絶対的なスピード差で難無く攻略。レインタイヤのチームメイト伊沢も抜き去り、15周目終了時点で2番手にまで順位を上げた。トップのストレイトまではわずか1.4sec、一瞬のうちにストレイトを抜き去り塚越がトップに立った。予選でクラッシュを喫し、マシンセッテイングが完璧でなかった大嶋も16周目にストレイトを抜き去り2番手に浮上。以降は、ドライタイヤの2人が後続を大幅に引き離し始めた。

2007年全日本F3第8戦決勝レース ドライタイヤでトップに躍り出る塚越
ドライタイヤでトップに躍り出る塚越
2007年全日本F3第8戦決勝レース 最後尾スタートで2番手まで順位を上げる大嶋
最後尾スタートで2番手まで順位を上げる大嶋

 レインタイヤを装着したままのドライバーの中ではトップが3番手のストレイト、続く4番手の伊沢と5番手ジャービスの差はほとんど無く、チェッカーを受けるまで激しいバトルが繰り広げられる。また、一時は11番手まで順位を落としていた石浦が7番手まで浮上し、6番手の関口を猛追。しかし、どちらのバトルも抜きにくい岡山ではオーバーテイクには至らず、そのままの順位でチェッカーが降られた。

2007年全日本F3第8戦決勝レース レース中盤から激しいバトルを展開した伊沢とジャービス
レース中盤から激しいバトルを展開した伊沢とジャービス

 トップチェッカー塚越、2番手には最後尾スタートの大嶋が入った。3番手ストレイト、4番手はジャービスの猛攻を耐えた伊沢が入り、以下、ジャービス、関口、石浦の順となった。ホンダ勢にとってはトップの塚越のみならず、4番手の伊沢もレインタイヤ勢では2番手。今後、常勝だったトヨタ勢を苦しめることは間違いないだろう。

2007年全日本F3第8戦決勝レース 今季初優勝の塚越、最後尾からの2位表彰台大嶋、レインタイヤで耐えたストレイト
今季初優勝の塚越、最後尾からの2位表彰台大嶋、レインタイヤで耐えたストレイト

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 今期開幕時、童夢からダラーラへとシャシーを変更したホンダ勢の劣勢は明らかだった。データの無いダラーラを駆り、地道にレースを重ねてきたホンダ勢。努力の甲斐か、地元もてぎで塚越が表彰台に上がり、昨日行われた第7戦でも塚越が表彰台。「セットアップは着実に進んでいます」、昨日のレース終了後そう語った塚越が、難しい展開の中、運をも味方にし第8戦で優勝を遂げた。チームに従い序盤のドライタイヤでの厳しい走行に耐えた上での勝利。表彰台での塚越の表情は晴れやかだ。温厚でおとなしい塚越が、ポディウムで喜びを爆発させた。

 2番手に入った大嶋にとっても価値ある勝利だ。開幕から快走を続けていた大嶋だが、ここ数戦はリズムを失したレースが続いた。この岡山でも、予選でクラッシュを喫し第7戦・第8戦共に最後尾スタート。昨日のレースでは最後尾から猛追するものの、結果は7番手。抜き所の少ない岡山では、同様の展開しか望めないと考えられた中の2位表彰台。塚越同様、チームの指示をうけ降りしきる雨の中、ドライタイヤで耐えた結果だ。表彰台での大嶋の表情は、今まさに雲が切れた天気と同様に晴れ渡っていた。

 ギャンブルといってしまえばそれまでだ。しかし、レースを決めた上位2名のタイヤ無交換作戦は、序盤の雨にも関わらず、必死に耐えた両ドライバーのドライビングあってのものなのだ。ホンダとトヨタを担う若手ドライバー、その2人にとってこのレースで得たものは決して少なくないだろう。台数こそ少ないものの精鋭が集まる全日本F3は、シーズン中盤に向けさらに激しさを増すに違いないだろう。

2007年全日本F3第8戦決勝レース 塚越・大嶋が喜びを爆発させたシャンパンファイト
塚越・大嶋が喜びを爆発させたシャンパンファイト
text/photo: S.Hirota [d4k internet media / MortorSports EXpress]

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order number driver machine name time gap
1 10 K.Tsukakoshi Honda Real F307 44´46.916 
2 36 K.Oshima TDP TOM´S F307 44´54.654 7.738
3 3 R.Streit INGING F306 45´56.904 1´09.988
4 11 T.lzawa Honda Real F307 45´57.324 1´10.408
5 1 O.Jarvis DHG TOM´S F307 45´57.462 1´10.546
6 33 Y.Sekiguchi 広島トヨタ・ダラーラ F305 46´00.187 1´13.271
7 37 H.ishiura TDP TOM´S F307 46´00.751 1´13.835
8 12 M.Asmer ThreeBond 46´13.283 1´26.367
9 62 K.Saga DENSO・ルボーセF306 46´17.587 1´30.671
10 14 H.Yasuda ThreeBond 44´57.437 l Lap
11 2 Y.Nakayama Honda・戸田FIGHTEX 45´04.358 l Lap
12 16 M.lshikawa Mainte・ShiOnFmu 46´01.648 2 Laps

2007-06-09

2007 Japanese Formula3 第7戦決勝

Filed under: Japan F3 — admin @ 22:30

 フォーミュラニッポンの予選2回目の間に降った雨もすっかりやみ、太陽の日がさすなか全日本F3第7戦が行われた。午前に行われた予選でポールを取ったのはTDP TOM´Sの石浦、2番手には同じTOM´SのO.ジャービスが並んだ。セカンドグリッド、3番手にはHonda Realの塚越、4番手からはINGINGのR.ストレイトがトップチェッカーを目指す。尚、予選でクラッシュを喫した大嶋は12番手からの出走となった。

 フォーメーションラップを終え、グリッドにマシンが整列する。シグナルがレッドからグリーンにかわりレーススタート。ポールポジションからスタートした石浦がジャービスを大きく牽制する中、順位は変らないまま1コーナーへ、トップを走る石浦は1周目から後続を引き離しはじめた。一方最後尾からスタートした大嶋は、オープニングラップで2台交わし、2周目には7番手にまで順位を上げ懸命に前を追う。
 オープニングからじりじりと差を広げていた石浦だが、4周目にジャービスが1´25台のタイムをたたき出し、石浦を追い始めた。3番手の塚越はこの二人にはついていけず、差が開き始めた。また、最後尾スタートの大嶋は6番手の関口に急接近するが、決定的なきっかけをつかむには至らない。

全日本F3第7戦決勝レース

 一方、トップを快走する石浦は1´25台のタイムを2周続け叩き出し、再びジャービスとの差を広げはじめた。ジャービスは石浦のペースについていけないようで、二人の差は9周目から0.5secずつ広がり、最終的にその差は4sec近くにまで広がった。

 レースはそのまま大きな動きはなくチェッカーフラッグが振られた。優勝は石浦で今季初勝利、2番手にはチームメイトのジャービスが入り、3番手にはもてぎラウンドに引き続き塚越が入った。最後尾から追い上げた大嶋は6番手の関口を攻略することができず、7番手でチェッカーを受けた。
 ジャービスが2番手ストレイトが4番手に入ったことで、ポイントランクトップがジャービス、2位がストレイトと順位が入れ替わった。そして、2戦連続ポールと優勝を果たした石浦が、大嶋を上回りランクアップ3位となった。第4戦までランクトップだった大嶋はついに4位にまでランクを下げる結果となってしまった。

全日本F3第7戦表彰台

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 昨年の最終ラウンドのもてぎでのF3初勝利により、今期ワークスのTOM´Sからの参戦につながった。強くスピードのある若手、イギリスF3で実績のある外人ドライバー、チームメイトの速さが強烈であるだけに、毎ラウンド表彰台に上がり、着実にポイントを重ねポイントランキングは4位にもかかわらず石浦の存在は薄くなるばかりだった。

 そんな状況での岡山での第7戦、トップで最終コーナーから石浦のマシンが立ち上がってきた。栄光のトップチェッカーをうけ、石浦は力強く拳を振り上げた。待望の勝利、チームもファンもそして石浦自身が必要としていた勝利だと言えるだろう。2戦連続のポールによるポイントも合わせ、ランキングでは大嶋を抜く3番手、堂々の日本人ランキング最上位だ。明日の第8戦もポールポジションからスタートするだけに、連続優勝の可能性は高い。ポイントランクトップの可能性も十分あるだろう。第8戦も石浦の走りに期待だ。

全日本F3第7戦ゴール
text/photo: S.Hirota [d4k internet media / MortorSports EXpress]

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order number driver machine name time gap
1 37 H.ishiura TDP TOM´S F307 25´56.643 
2 1 O.Jarvis DHG TOM´S F307 26´01.560 4.917
3 10 K.Tsukakoshi Honda Real F307 26´06.689 10.046
4 3 R.Streit INGING F306 26´08.524 11.881
5 11 T.lzawa Honda Real F307 26´11.844 15.201
6 33 Y.Sekiguchi 広島トヨタ・ダラーラ F305 26´15.725 19.082
7 36 K.Oshima TDP TOM´S F307 26´13.051 21.408
8 14 H.Yasuda ThreeBond 26´20.499 23.856
9 62 K.Saga DENSO・ルボーセF306 26´31.676 35.033
10 2 Y.Nakayama Honda・戸田FIGHTEX 26´32.556 35.913
11 12 M.Asmer ThreeBond 26´34.412 37.769
12 16 M.lshikawa Mainte・ShiOnFmu 27´17.265 1´20.622

2007-06-08

2007 Japanese Formula3 第4回合同テスト 2回目

Filed under: Japan F3 — admin @ 19:40

 午前に引き続き岡山国際サーキットでは全日本F3の第4回合同テストが行われた。

 午後に行われた2回目のテスト、トップタイムをマークしたのは午前と同じくTOM´SのO.Jarvisで1´25.605。2番手には大嶋が0.295sec差でつけた。3番手も午前と同じく石浦がつけ、4番手はR.Streitが入った。以下、5番手に伊沢、6番手に塚越とホンダ勢がつけ、7番手には関口がはいった。ここまでがトップから0.7sec差、全日本F3は近年稀に見る接戦となっているようだ。

 明日6/8(金)は通常の練習走行が行われる予定だ。

order number driver machine name time laps gap
1 1 O.Jarvis DHG TOM´S F307 1´25.605 50/54 
2 36 K.Oshima TDP TOM´S F307 1´25.310 56/56 0.295
3 37 H.ishiura TDP TOM´S F307 1´25.948 44/46 0.343
4 3 R.Streit INGING F306 1´26.110 49/54 0.505
5 11 T.lzawa Honda Real F307 1´26.231 48/51 0.676
6 10 K.Tsukakoshi Honda Real F307 1´26.283 46/48 0.678
7 33 Y.Sekiguchi 広島トヨタ・ダラーラ F305 1´26.303 54/58 0.698
8 12 M.Asmer ThreeBond 1´26.778 43/46 1.173
9 14 H.Yasuda ThreeBond 1´26.925 48/50 1.32
10 62 K.Saga DENSO・ルボーセF306 1´27.150 50/52 1.545
11 2 Y.Nakayama Honda・戸田FIGHTEX 1´27.326 50/57 1.721
12 16 M.lshikawa Mainte・ShiOnFmu 1´30.900 44/46 5.295

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