2007-06-18

2007 F1 United States Grand Prix Race

Filed under: Formula 1 — admin @ 4:12

 余裕の勝利、もはやハミルトンがルーキードライバーであることも、長らく不振にあえいでいたマクラーレンチームのことも忘れ去ってしまうような勝利、ポールトゥーフィニッシュだ。ハミルトンはここまで全戦表彰台のみならず、2戦連続の優勝。2番手のアロンソとの差は僅差、しかし、アロンソは今回もハミルトンを攻略することはできなかった。アロンソにとって唯一のチャンスも、周回遅れに詰まってしまい生かすことができなかった。事実、レース後のコメントでは、アロンソは前を追うこと自体が難しかった、そうコメントしている。結果、ハミルトンとアロンソとのポイント差は10ポイントに開いてしまった。表彰台での両者の表情に現在の心境が表れていた。

 一方のフェラーリ勢は今回も表彰台の一角に食い込むことが限界だったようだ。終盤、ペースを上げたライコネンがマッサに迫るシーンがあったが、もはやマクラーレン勢に対抗するスピードは持ち合わせていないようだ。唯一、ライコネンが49周目にマクラーレン勢を上回るファーステストラップを叩き出したが、マクラーレンがファーステストを出す必要がなかったということも事実だ。チャンピオンシップ3位のマッサからトップのハミルトンまでは19ポイント差。チャンピオンシップ4位のライコネンに至っては、ハミルトンまでは26ポイント差と、その差が広がる結果となってしまった。フェラーリがマクラーレンを上回るスピードを得ない限り、このポイント差は広がるばかりだ。もちろん、このまま沈んでしまうフェラーリでない。舞台を再びヨーロッパに移し、トップを走るフェラーリのマシンを見せてもらいたいものだ。

 2戦連続の5位入賞でルノーのコバライネンはチャンピオンシップでフィジケラに並んだ。これでシーズン前半の不振を払拭したと考えて間違いないだろう。昨年のチャンピオンチームだけに、このまま終わるわけにはならない。フィジケラと共に前を目指すレースを行ってもらいたいものだ。
 クビサの代わりにレースに出走したベッテルが8位入賞を果たした。調子のよいBMWを駆っているとはいえ、19歳の新人ドライバーが出した結果は、今後のキャリアの幕開けを飾る物語の1ページ目となった。
 佐藤琢磨にとっては、BAR時代に3位表彰台に上ったアメリカGP。そんなげんのよいサーキットのイメージだったが、現実は厳しい週末となってしまった。予選Q3で敗退し決勝は18番手からスタート。オープニングラップで前を走る3台が絡み、15番手に順位を上げ、さらに前を走るスーティルを追う。しかし、琢磨に黄旗追越による、ピットスルーペナルティが出されピットに向かう周、目前のスーティルをかわしたまではよかったが、次のコーナーでオーバーラン。グラベルにつかまりレースを終える結果となってしまった。さらに、琢磨にはペナルティ未消化により、次戦のグリッド10番手降格のペナルティが出されてしまった。

 2007年のF1GPも早いもので北米2連戦を終え7戦を消化した。通常通り2週間のインターバルをはさみ、F1は再びヨーロッパに戻る。フランス、そしてイギリス。どちらもF1にとっては重要なサーキットだ。特にイギリスGPについては、イギリス人ドライバーが活躍しているだけに大変盛り上げることになるだろう。また、その時点でまだフェラーリがマクラーレンに対して置いていかれている状況ならば、今年のチャンピオンシップは大方決まってしまうだろう。そうならないためにも、フェラーリやBMWなどのチームにも頑張ってもらいたいものだ。

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Pos No Driver Team Laps Time/Retired Grid Points
1 2 Lewis Hamilton McLaren-Mercedes 73 1:14´746 1 10
2 1 Fernando Alonso McLaren-Mercedes 73 +1.5 secs 2 8
3 5 Felipe Massa Ferrari 73 +12.8 secs 3 6
4 6 Kimi Raikkonen Ferrari 73 +15.4 secs 4 5
5 4 Heikki Kovalainen Renault 73 +41.4 secs 6 4
6 12 Jarno Trulli Toyota 73 +66.7 secs 8 3
7 15 Mark Webber Red Bull-Renault 73 +67.3 secs 9 2
8 10 Sebastian Vettel BMW 73 +67.7 secs 7 1
9 3 Giancarlo Fisichella Renault 72 +1 Lap 10
10 17 Alexander Wurz Williams-Toyota 72 +1 Lap 17
11 23 Anthony Davidson Super Aguri-Honda 72 +1 Lap 16
12 7 Jenson Button Honda 72 +1 Lap 13
13 19 Scott Speed STR-Ferrari 71 +2 Lap 20
14 20 Adrian Sutil Spyker-Ferrari 71 +2 Lap 21
15 21 Christijan Albers Spyker-Ferrari 70 +3 Lap 22
16 16 Nico Rosberg Williams-Toyota 68 +5 Lap 14
17 18 Vitantonio Liuzzi STR-Ferrari 68 +5 Lap 19
Ret 9 Nick Heidfeld BMW 55 +18 Lap 5
Ret 22 Takuma Sato Super Aguri-Honda 13 +60 Laps 16
Ret 14 David Coulthard Red Bull-Renault 0 +73 Laps 11
Ret 8 Rubens Barrichello Honda 0 +73 Laps 15
Ret 11 Ralf Schumacher Toyota 0 Accident 12

コメント (2)

  1. アメリカGP、ハミルトンが2連勝…

    2007年アメリカGP、ポールからスタートしたハミルトンがアロンソとのバトルを制 (more…)

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  2. 2007 F1 Rd.7 United States Gra…

    2007年F1世界選手権第7戦アメリカGPは決勝の時を迎えた。12周目のイエローフラッグ中オーバーテイクをしたとして、スーパーアグリの佐藤琢磨にドライブスルーペナ (more…)

    トラックバック by にこらすの徒然なるままに・・・part2 — 2007-06-18 @ 10:26

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